本の虫
夜は短し歩けよ乙女・森見登美彦
医学のたまご・海堂尊
最近読んだ本です。
『夜は短し歩けよ乙女』は、本屋で推薦されてて、たまにはこういうのもいいかなと思って買った本。
ちょっとおもしろそうな恋愛小説だと思ったら、、恋愛小説は恋愛小説なんだけど、読み進めていくとファンタジー!?色(妄想色!!)が強くて、登美彦ワールドが見事にツボりました!!
“先輩”が“黒髪の乙女”を振り向かせようとする必死の努力!!
その手段の迂遠たること!!笑
そして妄想逞しいこと逞しいこと!!
爆笑必至です!!
しかも、涙ぐましい努力の甲斐あり、超鈍感おとぼけな“黒髪の乙女”との薔薇色のキャンパスライフに近づいていく様は読んでいて応援したくなります☆
黒髪の乙女の後ろ姿の世界的権威
とか李伯さんとか、
詭弁論部とか、
おともだちパンチとか、
かなり登美彦ワールドです笑
好き嫌いが別れる小説かも。
『医学のたまご』は、ひょんなことから医学の世界に迷い込んだ中学生の話。
医学だけ、治療だけやってればいい訳ではないという厳しい現実のお話。
2020年の設定で、10年前に経済破綻した病院が舞台。ということは現実でちょうど今頃破綻したことに。
現実でもこの先潰れる病院は増える一方だと思う。
高齢者は増え、医療の需要性は高まるというのに。
海堂尊は現役医師で、問題山積みな医療行政を小説で表現し、世論を巻き起こそうとしているところが素晴らしい!
医療に携わっていない人も、医療行政の行く末をもう少し現実的に心配した方がいいです。いつかは絶対お世話になるんですから。
身体を壊した時、大怪我をした時、事故に遭った時、近くに受け入れてくれる病院がない、なんてことこれからもっと増えますよ。
人事ではないんですよ!!
でも行政を動かすにはかなり時間がかかり、、そのために医療者や看護師出身の議員も出てますが、なかなか変わらない。
だから、世論を動かすことが一番早いと私も思います。海堂尊頑張れ!!
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